名古屋市保健所は令和2年6月1日より新たに次の事業が始まりました。
🐾1⃣ 地域猫活動の推進事業
これまで行ってきました「なごやかキャットサポーター活動です」
活動のグループづくりや、地域の合意形成などについて支援を行います。
また本市が指定した地域で保護した「のらねこ」の避妊去勢手術を支援し、
手術後は、「のらねこ」を元の場所に戻して、給餌や周辺の掃除などのお世話を続けていきます。
🌸「地域のねこ」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、
「飼い主のいないねこ」に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
名古屋市人とペットの共生サポートセンターでは、地域ねこ活動を行おうとする方に対し、活動の進め方、活動グループづくり、地域の方々との合意形成などについて助言を行うとともに、必要に応じて様々な支援を行います。
まずはサポートセンターにご相談ください。お待ちしています。😉
【窓 口】
名古屋市人とペットの共生サポートセンター(金山駅前)
★受付時間 10:00~16:30
(土・日曜日、祝日・年末年始はお休みです)
★連絡先 ☎ 681-2211 / FAX 681-2020
🐾2⃣ NTR支援事業(新規企画です)
①のらねこをTrap(捕まえて)
②Neuter(避妊去勢手術して)
③Return(元に戻す)
手順を説明します😉
1⃣ 飼いねこでないことを確認します。
登録動物病院で避妊去勢手術の予約をします。
*登録動物病院は各保健センターに聞いて下さいね。
2⃣ 名古屋市のらねこの「避妊去勢手術券」の交付申請をします。
*各保健センター又は動物愛護センタで交付申請できます。
😉動物愛護センター
★受付時間 月~土 8:45~12:00 / 13:00~17:15
日祝日 9:30~12:00 / 13:00~16:30 (年末年始はお休みです)
★連絡先 ☎ 762-0380 / FAX 762-0423
3⃣ 届け出を受けたセンターが「ねこ手術券」を窓口で交付します。(交付日から30日間有効です)
4⃣ 予約した動物病院で、保護したのらねこの避妊去勢手術をしてもらいます。
実施者は「公益社団法人名古屋市獣医師会」です。
自己負担額として ♂2,000円 ♀4,000円をお願いします。
(名古屋市獣医師会負担額 ♂5,000円 ♀10,000円です)
*🐾2⃣自己負担があります。
*🐾1⃣の活動はほぼ自己負担がありません。
5⃣ 手術したねこを元の場所にそっともどします。
術後、戻したねこにトイレの設置や餌やりの義務はありません。(この点が🐾1⃣ の活動と違います)
【窓 口】
各区の保健センター、動物愛護センターです。
あなたに合った支援を続けていくことが、「のらねこちゃん」の数を減らし小さな命を守っていく最善の方法です。
あなたの支援をサポートしてくれる窓口はいつも開かれています。
“いつもふたり”
田園の中で寄り添って暮らす“ふたり”の日常。かけがえのない日常の大切さを改めて実感するような写真です。
一秒ごとに過去になっていく目の前の風景。
同じように見えて、二度と繰り返されることのない、今日という一日。
2012.05.01
毎日畑へ出かけるおばあちゃんと、愛猫・ふくまるのほのぼのとした日常を捉えた写真集『みさおとふくまる』。
撮影したのは、写真家の伊原美代子さん(30)。みさおさんと一つ屋根の下で共に暮らす、実のお孫さんだ。
きっかけは「祖母の生きた証を残したい」という想いから。撮影を始めて3年目の2003年、伊原家の納屋で野良猫が生み残した雄の白猫・ふくまるが家族に加わった。
それから、どこへ行くにも姿を寄せ合う“ふたり”の姿を写真に収めることが伊原さんのライフワークとなった。
かけがえのない風景を求めて
美しい日本の田園風景の中で、寄り添いながら暮らすおばあちゃんと猫。
当たり前のような生活が、これから100年後もずっと続くのだろうか?
自分の孫や、そのまた孫の世代を生きる人たちにもこの風景を伝えたい。
みさおさんとふくまるのプロフィール
・伊原みさおさん
87歳。千葉県在住。伊原家に嫁いで64年。
農業一筋に生きてきた。陽の当たる場所が好き。
・伊原ふくまる
8歳の雄の白猫。体重5.6kgで冬場は太めの6kgになる。
伊原家の納屋で、野良猫の母親から生まれたところを保護される。
生まれつき耳が不自由で、左右の色が違うオッド・アイという瞳をもつ。
名前の由来は、「福の神様がきて、すべてが丸く収まるように」というみさおさんの願いからつけられた。