少年時代(不思議な体験)

寝苦しい夏の夜 大きな雨音に目が覚めた。

一度目が覚めると なかなか寝付けない。

そこで……頭をよぎるのが

十代の不思議な体験だ。

体験:7才位の時

母の実家で 曾ばあちゃんのお葬式があった。

明治生まれの曾ばあちゃんは

92才で亡くなった。

当時はまだ

自宅でお葬式をすることが多かったので

2才違いの兄と

久しぶりに会った従兄弟たちと一緒に

わいわいガヤガヤ大声を出して

中庭で遊んでいた。

やがて

お経さまが始まるので

座敷に集まった。

慣れない正座をして

仏壇の方に手を合わせながら

お坊さんを見ると

そのすぐ後ろに

白い着物を着て

背骨が小さく曲がった曾ばあちゃんが

白い影のように 

でも はっきりと

小さな手を合わせて座っているのが見えた。

「あっ……」

隣に座る兄や従兄弟たちの顔を見ると

みんな同じように

驚いた顔をしていた。

「見える 見える 曾ばあちゃんが座ってる……」

周りの大人たちは黙々とお経さまを唱えていた。

体験:14才位の時

やはり

祖父のお葬式の時の体験です。

この時も

父の実家(現在住んでいる家)で葬儀が行われていました。

仏壇の部屋・床の間の部屋

控えの部屋・上がり端の部屋

控えの部屋です
左側隅の籐上部から
火の玉のような
青白い物が現れた

大勢の参列者が

部屋を埋め尽くしていたので

靴を履いたまま

土間(玄関付近)で手を合わせ

お経さまを聞いていました。

お経さまが始まって暫くすると

控えの部屋の天井付近から

かなり大きな光の塊が

凄い早さで

輝きを放ちながら

縁側を抜け

外の庭めがけて飛んでいきました。

あれはいったい何だったんでしょう……。

体験:17才位の時

これは 自分の部屋で体験した話です。

珍しく爆睡していた秋口の夜中

寝ていたベッドの下から

“ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロ…”

結構早いスピードで丸い物が

回転している音に目が覚めました。

実のところ

目が覚めていたのか

夢の中の出来事だったのか

今となっては定かではない。

無意識に音のする場所に手を伸ばし

ベッドの下を覗き込んだ。

なんと!

長い髪の女性の首だけが

“ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロ…”

重い音を立て

楕円を描くように

不規則に動いていた。

ただその時は 不思議に恐怖心は感じなかった。

朝 目が覚めて 「あれは何だったんだろう……」

じわじわ怖くなったのを覚えている。

少年時代の霊感マックスだった頃の思い出です😊