十姉妹 あめとゆき  ときどきハル

KさんのTwitterです。ほんの一部ですが紹介します。

【十姉妹 あめとゆき】によせる、

静かで大きな愛情が深々と伝わってきます。

ときには笑い、ときには涙でぐしょぐしょになり、ときには力をもらいました。

長い長いお話です。

あめとゆきが生きた命の記憶です。

正統派美人のお姉さん、あめちゃん(右)。日本的美人の妹ぶん、ゆきちゃん(左)。24時間冷房の効いた部屋で気持ちよさそう。あめちゃんのことが好きすぎるゆきちゃん。寝るのも、起きるのも、ご飯も、水浴びもいつも一緒。少しうっとうしいと思ってるあめちゃんなのです。2019/8/17

雨の日に来た”あめちゃん”

雪の日に来た”ゆきちゃん”

『あめとゆきと僕の日記』

羽を膨らませて卵を温めるあめちゃん。ときどき餌を食べますがそのほかは苦しそうに巣の中でじっとしています。体力消耗を防ぐためゲージの中を40度から38度くらいに保温しています。なんとか体調が戻ればいいのですが。。。飼い主も体調悪化です。2018/8/13

 

あめちゃん(右側)がやっと全快しました。普段から体調を崩すことの多いあめちゃんですが、産卵でかなり疲れていたみたいですね。保温機でゲージの中をほかほかに温めていたら元気回復です。ゆきちゃんも心配していたけど今では一緒に遊んでいます。2018/8/18

あめとゆき。羽も生え変わって綺麗になりました。籠から飛び出して運動するのが日課です。ライスバードと言われるとおり青米が大好物。毎日おやつ代わりに食べますよ。2018/10/5

あめとゆきの大好物

青米

本日あめが亡くなりました。享年3歳。 最近おしりの辺りを痛がったり便に血が混じっていたのはわかっていました。産卵の際のアクシデントが原因です。 それでも昨日まで元気に餌も食べて飛び回っていました。 苦しい様子は最期まで見せませんでした。まるで眠っているかのような穏やかな表情です。
2020/5/6

 

苦しいときも楽しいときもあめちゃんと一緒だったから、思い出は尽きない。帰宅するとあめちゃんが独特の低い鳴き声でいつも出迎えてくれた。2020/5/6

あめの好きだった豆苗と大好物のお米を入れました。それから天国で思い出してもらうための家族写真と手紙も。天国でもたくさん友だちを作ってね。あめ、大空へ羽ばたけ! 2020/5/8

 

あめ、ありがとう。

また会おう。

天国に行っても忘れないでね。

2日間鳴き続けてやっと落ち着いたゆきちゃん。あめちゃんが亡くなってから一睡もしてないと思う。疲れてぼーっとしてる。今日はあめちゃんが天国に旅だったから、ゆっくりとお休み、ゆき。2020/5/8

 

あめがいなくなって寂しいのはわかるけど、ゆきがうるさくてノイローゼになりそうです。鳴き声がむちゃくちゃ大きいので近所迷惑にならないか心配です。これまでゆきの指導はあめがやってたから、小生とゆきはそれほど仲がいいわけでもないのです。暴れん坊のゆき。どうやって付き合っていこうか? 2020/5/11

今日はあめちゃんの月命日。ゆきちゃんと一緒にありし日のあめちゃんのビデオを見ました。まだ覚えてますね。食らいついて見ていました。最近はかごから飛び出して部屋の中を飛びまわっているゆきちゃん。チビだけど運動神経は抜群なのです。2020/7/6

 

鳥さんは襲われると思うのか決して目を合わせようとしないのが普通なのですが、ゆきちゃんに限っては臆することがありません。カメラを向けるとチャッカリとカメラ目線ですよ。初代の新幹線とゆきちゃん、似てませんか? 2020/10/2

新しい家族が増えました。ゆきの妹としてハルが来ました。ハルは今年の3月に静岡県で生まれたメスです。ゆきと同じようなブチ模様です。早くもやんちゃぶりを発揮。暴れん坊のゆきもタジタジ。ゆきが急にお姉さんに見えてきました。2020/11/2

初めてハルが鳥かごから出てきました。ゆきと一緒にお米を食べましたよ。三姉妹の揃い踏みです。
2020/12/15

一見元気そうに見えるゆきちゃん。プチプチ音が止まらず、時折苦しそうな表情。そのう炎のようだ。薬を飲ませれば治る病気だが、病院の検査に耐えられるかどうか。喉の奥に器具を突っ込んで検体を採取するらしい。飼い主の苦悩は続きます。2020/12/20

右目の眼元が腫れ上がってきたゆきちゃん。右目は完全に開けなくなりました。右目が見えないので飛ぶことはできなくなりました。鳥さんの皮膚病には薬を塗ることができないため、抗生剤を飲ませているのですが、全く効果がみえてきません。何とか回復に向かって欲しいです。2021/2/27

 

右眼周辺が赤く腫れ上がっているゆきちゃん。腫れは頭の方まで拡がってきました。今はまだ頑張っているけど少しずつ弱ってきています。何とか元気な姿に戻って、あめちゃんの分まで長生きして欲しい。
2021/4/3

 

セキセイインコの保定法についてご紹介いたします。
保定とは?動物病院で診察や治療を受ける時、
自宅で薬をつけたり、飲ませたりする時などに
鳥さんが暴れたり動かないようにして、
できるだけ負担を掛けずにスムーズに行うための持ち方で
す。

暴れるゆきを捕まえて何とか第一日目の投薬。かなりまずそうな様子なのは可哀想。飼い主も心が折れそうになる。今日は病院と投薬でかなり疲れた様子のゆき。治療のためだから頑張ろう。きっと天国のあめちゃんも応援してるよ。あめちゃん。どうかゆきの病気を治して下さい。2021/4/15

 

投薬七日目。今日も嫌がるゆきに飲ませる。投薬後、小生を見るゆきちゃんの顔が怒ってるように見えてしまう。腫れは少し小さくなったような気がするが、もしかしたら気のせいか。ゆきは相変わらず元気な素振りをみせていて、体重も変化していないのでひと安心。体力のあるうちに回復に向かってほしい。
2021/4/21

投薬9日目。朝起きてゆきの顔を見たら、何と腫れが少しではありますが小さくなっておりました。もはや「ような感じがする」ではありません。とは言え、腫れは依然として大きく、まだまだ決して安心はできませんが一筋の光明が差したように感じます。頑張れ。ゆきちゃん。あめちゃんも応援してるよ。
2021/4/23

夕方の薬を投与したところ、ゆきが突然、全身痙攣を起こしてバタバタと苦しがり出しました。どうやら目薬が口に入って中毒を起こしたようです。一時はもうだめだと思いましたが、1時間くらい苦しんでやっと落ち着きました。小生のミスでこんなことになりました。こんな強い薬とは知りませんでした
2021/4/24

不安と希望が交差しています。

投薬13日目。再び起きた右眼のまぶたの腫れの大きさは変化なし。今のところ小さい腫れではあるけれど、安易に考えると前回の二の舞になるから警戒が必要です。食欲は少し改善しました。減り続けていた体重も少し戻ってきました。右がひどかった時の写真、左が現在の写真。
2021/4/28

うちのもう一羽の十姉妹はハルです。昨年の11月に我が家に来ました。ハルはあいさつがよくできる子です。朝7時半になると大声で鳴いて飼い主を起こします。飼い主が起きてくると鳴きやみます。恐らく周りの住人もハルに起こされてると思います。最近は日の出が早いのでハルも少々フライング気味です。
2021/5/3

今日はあめの命日。あめが亡くなって以降、ゆきは皿巣を使わなくなり、この写真のようにあめの写真が貼りつけてある場所が1番のお気に入りで、ここでしか眠りません。血は繋がってないけれど、本当の姉妹以上の絆があるようです。腫れが再び大きくなってきたゆき。今日もあめが見守ってるよ。頑張れ。
2021/5/6

昨日はゆきの通院の日。発症から4か月。腫れがまた大きくなってきた。単にこすりつけによる腫れではなく、どうも腫瘍のようだ。腫瘍であれば薬では治らない。あとはどのように余生を生きさせるか。現在飲んでる薬は抗菌、消炎、強肝、鎮痛、ビタミンなど。薬漬けでゆきもつらそう。飼い主も悩みます。
2021/5/8

 

今日のゆき。朝からずっと寝てる。薬の副作用なのか、腫れが痛いのかは分からないが恐らくそのふたつ。エサを食べたり水を飲む際、足元がおぼつかないし、ハルが鳴いても応答しない。かなり弱ってきてる。でも飼い主にもできることがない。温めて静かにしておくことくらい。2021/5/17

力を振り絞って頑張るゆき。空のエサ入れにつかまってる。皿巣にうずくまる方が楽なはずだが、あめちゃんの前から離れない。あめちゃんの妹分として過ごした2年4か月。かけがえのない時間だった。自己中心的で暴れん坊だったゆきはあめちゃんと出会って優しさを知りました。2021/5/18

今日のゆき。名古屋の鳥専門病院はキャンセル。とても連れて行ける状態にない。かなり苦しそうだがじっと耐えてる。呼吸も荒くなってきた。エサは突いているもののほとんど減ってない。目が虚ろになってきた。鳥かごの中は温度30℃、湿度55%をキープ。部屋は薄暗くした。ねえ、ゆき。あと何ができる?
2021/5/21

はじめて会った日のことを

ゆきは覚えていますか? 

今日のゆき。腫れは相変わらず巨大で収まる気配がない。腫れが痛くて眠れないのだろう。眼がうつろでとろんとしている。朝になっても動きがほとんどなくなってきた。わずかながら何とかエサを食べて体力をつないでる。こんな状態でも水浴びをしたがる。何とか元気になって思いきり水浴びをさせたい。

2021/5/24

 

5月25日のゆき。起きてる時間がほとんどなくなってきました。苦しそうに顔を羽にうずめてじっとしています。食べるエサの量も日に日に減少しています。あと何回、同じ朝を迎えられるのだろうか。4ヶ月に及ぶ治療によく耐えてくれました。できることならもう一度奇跡が起きてください。 2021/5/26

 

2020/5/11の写真

あめちゃんがいない寂しさから

大きな声で鳴いている“ゆき”

チビだけど、もの怖じしない
“ゆき”

今 ゆきと共に生きている
“僕とハル”

5月29日のゆき。かなり苦しそうな表情。朝から同じ場所でじっとしてほとんど動かない。エサも水ものどを通らなくなってきた。調子が良さそうなときに写真を撮っておこうと思ったけど、それも難しい状況になった。天国のあめちゃん。どうかゆきに一時の安息をください。
2021/5/29

6月2日のゆき。かなり苦しそうな表情。腫れのせいで血流が滞りぎみのようだ。呼吸も荒い。下のとまり木に降りたままじっとしてる。エサも水も上のとまり木の近くにあるから下に降りてくる必要はないはず。何かの拍子に床面に落ちて上のとまり木に戻れなくなったか。下にもエサと水を取りつける。 2021/06/02

左上から

アワの穂、アワ玉、エンバク、
カナリーシード、とうもろこし

6月4日のゆき。エサの中でカナリヤシードの減りが多いことに気づいた。ゆきはカナリヤシードはあまり好みではないはずだが好みが変わったのか。早速カナリヤシードをたっぷりとエサに混ぜる。結構食べてる。何でもいいから食べないと体力が保てない。足もとは既にふらふら。だが踏んばって食べてる。2021/6/4

6月9日のゆき。上のとまり木から床に落ちて動けなくなった。そのまま意識が薄れてきてぐったりとなった。さすがに飼い主も最悪の事態を考えたけれど、ハルが呼びかけるとムクッと起き上がり、大きな鳴き声でハルに応えた。何度も窮地に陥り、そのたびに奇跡を起こすゆき。元気者のゆきは健在だよ。2021/6/9

 

いのちの奇跡

生まれるいのち

つながるいのち

6月11日のゆき。鼻炎と口内炎を併発したようだ。病原体は鼻や口にも拡がってきた。鼻の穴は鼻水の汚れでふさがってしまった。息がしづらいそう。口の中もネチネチ。鳥かごには鼻水が飛んだような痕跡がたくさん。かなり苦しいそうだが、それでもエサはときおり食べてる。ゆきは頑張り屋だ。2021/6/11

6月12日のゆき。朝起きると、ゆきが床にいた。上の止まり木から落ちたようだ。床に落ちるのはこれで3度目。なぜ落ちるのかは分からないが、つかまる力が弱っているのは間違いない。もう自力で戻る体力はない。飼い主の指につかまらせて上の止まり木に戻した。腫れはこれでもかというくらいに拡大。2021/6/12

6月17日のゆき。床での生活は2日目。腫れは容赦なく拡大してる。顔に腫れがあるのではなく、腫れに顔がくっついてる状態。恐らく腫瘍は鼻や口の中にも拡がってるだろう。相当な苦痛に違いないが、それでもエサは食べてる。いや食べようと頑張ってる。ゆきの命は今も輝いてる。これからも輝き続ける。2021/06/17

 

 

いのちの木

みんなのいのちが輝いている

6月21日のゆき。エサはつついているのだが減ってない。左眼しか見えないためにうまくエサをつまめないのだろう。今日は突然大きな鳴き声でハルに呼びかけたゆき。こんな体力が残っていたのかと驚いたが、きっとハルに伝えておきたいことがあったに違いない。それはあめから教えられた優しさだろうか。2021/6/21

いつもそばにいるよ

あめより

6月23日のゆき。鳥籠の床面近くに取りつけたとまり木につかまっているのも辛いようだ。床面に降りてじっとしていることが多くなった。小さな小皿をふたつ買ってきて、ひとつにはエサをもうひとつには水を入れて床面に置くことにした。日に日に体力がなくなってきてる。でもエサは頑張ってつついてる。

2021/6/23

6月30日のゆき。顔の右側の腫れは次第に前側に回り込んできた。右の鼻の穴にとどまらず、このままいけば、やがて左の鼻の穴もふさがるだろう。さらに進めば左眼さえ危ない。満身創痍のゆき。だけど今日もハルの呼びかけに力を奮って応えようとする。お姉さんは強いんだよ、とでも伝えたいのだろうか。

2021/6/30

7月2日のゆき。朝起きたら、ゆきが鳥かごの床に降りて隅っこでじっとしていた。最悪の事態も考え、そのまま静かにしておいた。しかし、ハルが呼びかけるとゆきは大きな声でこれに応じ、むくっと起き上がり、とまり木に跳び移ってエサを食べ始めた。ハルの存在がゆきを支えていることは間違いない。

2021/7/2

 

 

小さな命にも

人と同じ思いがあると知った。

今のゆきを支える

あめの温もり

ハルの寄り添い……

7月7日のゆき。顔を羽根にうづめて1日中じっとしている。1年前の朝、あめを看取ったゆきは鳥籠の隅で小刻みに震えていた。死の意味は分からなくとも、ただならぬことがあめに起きたことは感じたはず。まるであめの分まで生きようといているかのように頑張るゆき。ゆきの姉妹愛はもう十分に伝わったよ。

2021/7/7

7月12日のゆき。腫瘍が顔じゅうを覆って、どこが鼻でどこが目かも分からなくなってきた。くちばしはもげてしまいそうなほどに小さくなってしまった。見るからにつらそうなゆきだけど、何度床に落ちても力を振り絞ってとまり木にひょいと戻ってくる。もうこれ以上、苦しめないでほしい。

2021/7/12

7月13日午前11時頃 飼主とハルに看取られて ゆきが亡くなりました。 4歳 右眼の目頭のわずかな膨らみから始まった 腫瘍が原因です 。腫瘍は右の眼や鼻を覆いつくしました。 この間 投薬治療にもよく耐えてくれました。半年に及ぶ闘病生活を戦い抜いたゆき 。その顔は全てをやりきったかのように穏やかです。

2021/7/13

 

ゆき…

ゆきとは2018年1月14日 コーナン今伊勢店で出会いました。粗暴だったゆきは 次第に先輩のあめに心を開き やがて妹分となりました。 それからはご飯も寝るのも水浴びも いつも一緒に過ごしました 。あめと駆け抜けた生涯でした 。ねえ ゆき、 家族になってくれてありがとう。 これからはあめとずっと一緒だよ

 

ハル

ゆきの最期を看取るハル。 ゆきの身にただならぬことが起きていることは気づき、必死に呼びかけ続けました。 ゆきと過ごした時間は決して長くはなかったけど、家族の愛情と絆を学びました。 昨日はショックで目がトロンとしていたが、今日は元気を取り戻したように見える。

2021/7/14

ゆきの祭壇。大好物だったお米と豆苗。家族からの手紙。そしてゆきの鳥かごに貼ってあったあめの写真。この写真がないとゆきは眠れません。飼い主にとっても試行錯誤の4年間でした。楽しい時も悲しい時も。笑ったり怒ったり。いつも一緒だったから思い出は尽きません。

2021/7/15

ゆきの祭壇

お米と豆苗

家族からの手紙

あめの写真

半年ぶりの放鳥。一直線にゆきの鳥かごに向かうハル。だが、すでに鳥かごは撤去済み。祭壇に変わっている。いぶかしがるハル。その後、何度もゆきの鳥かごに向かう。とうとうゆきの亡骸に飛びつこうとしたところで飼い主がストップ。ゆきがいないことに気づき始めた。ハルも姉妹愛を引き継いだようだ。

2021/7/15

ハル

明日はゆきが出棺します。ゆきのひつぎが完成。全て手作り。素材となりそうなものを買ってきて、一つずつ切り抜いて貼りつけました。小鳥たちの目線は木の頂上のゆきに向けました。天国でもたくさんのお友達がゆきを迎えてくれますように。飼い主の最後の祈りを込めました。

2021/7/15

7月16日 ゆきが天国に旅立ちました わが家に来て3年半、 早すぎます。 何度も息を吹き替えしたのは 生きたかったからに違いありません。 家族と一緒にいたかったに違いありません 。天国に行っても忘れないでね。 ゆきに会いたくなったら大空を見上げるよ。ゆき 大空に羽ばたけ!

2021/7/16

 

鳥たちのヘブン

ついしん

”あめ、ゆき” ハルは元気ですよ!

時折、ゆきの祭壇を訪れるハル。なぜだか、あめちゃんの写真には飛びつくハルだけど、ゆきが写真になったことは理解できてない様子。何をしてるかとのぞいてみると、お供えのエサを盗み食いしていました。食欲には勝てない、信仰心のない十姉妹です。

2021/7/30

 

最近は毎日のように祭壇でお参りするハル。あめとゆきの写真の上でマッタリする十姉妹がこちらです。

2021/7/30