原油2円超える大幅上昇

●2020年/01/08  23:12  イラン報復攻撃
その数時間前から原油価格が急上昇する。01/09現在、原油価格は落ち着いている。

TOCOM(東京商品取引所)石油市場
年明け1月1~7日までの週間取引価格は、中東情勢の緊迫化の影響を受けTOCOM原油が大幅上昇した。

製品のガソリン、灯油、軽油にも波及。
昨年12月の最終週(25~31日)を含めると5週連続全商品上昇となった。
原油は13週連伸。軽油は10週連続、灯油は9週連続、ガソリンは5週連続上昇した。

国際原油相場も上昇。
米国軍がイラン革命防衛隊の司令官を殺害したことを受けて、
中東地域における地政学リスクが高まり、
原油供給に支障が出るとの懸念が相場で意識された。

米国、イランとも事態の深刻化は望んでいないという(1月9日)。
ならば軍事的手段ではなく、
対話を通じて事態が打開されることを願う。

日本は原油の8割から9割ぐらい、天然ガスなども多くを中東から輸入しているので、
今の生活が一気にできなくなってしまい大パニックになってしまう可能性がある。

新年早々中東の地政学リスクが顕在化した。
この一年どういう年になるのか
見通すのが難しい状況だ。

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